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ストーニー滝の魔女たち⑨

2009/10/06 Tue 22:09

あの日以来、ゴス邸にはオルガはぱったりと現れなくなりました。
モティマーはホッと安堵し、邪魔がない今、オデットと逢瀬を重ねていました。

モティマーは、オデットを心の底から愛していました。
やっと見つけた真実の愛。誰になんと言われようと、彼女を離したくない。

だからこそ、大切にしていたのです。

140愛しい人

そんなある日、ゴス邸をオルガが尋ねて来ました。
いつもとは違う様相のオルガ…一体、なんの用だというのでしょうか。
オルガ「ごきげんよう、私のモティマー。」
モティマー「やぁ、オルガ…」

訝しげに彼女の姿を見ると、見事なプロポーションだったオルガの腹が少し膨らんでいる事に気づきました。

オルガ「そうよ、貴方の子よ」

瞬間、ぎょっとした顔をしたのがすぐに彼女にバレた様子…

オルガ「そんな顔をして、モティマー様は喜んで下さらないのねぇ…
この子はきっと男の子よ…ふふふ」

モティマー「まさか…、身に覚えもないのに出来るわけが…」
オルガ「アラ、ひどい人…あんなに私を愛しておいて」

笑っているのか、怒っているのか…どちらとも取れる表情のオルガ。

141妊娠発覚

モティマー「本当に、私の子なのか!?…この数ヶ月、君とは何もなかったはずだ!」
オルガ「よくもそんな事が言えたものね…
いいわ、貴方の子という証拠は、生まれてきたらわかるのだから…ふふふ」


オルガ「それに、知っているのよ…貴方、あの子を愛しているんでしょう?」
モティマー「君は…ッ」

オルガ「すべて見ていたわ…あの子の何も知らない幸せそうな姿…
何度壊してやろうと思った事か…」


モティマー「やめろ…ッ」

142本当に私の子か?

オルガ「この子は産んであげる…間違いなく、貴方の子なのだから。
これを知った時…オデットはどんな顔をするかしらねぇ…ふふふ」


ゾッとしました。
青白い肌に、青い炎すら感じられる目…オルガは魔女そのものでした。

モティマーの心は、オデットに惹かれたあの日から、とっくにオルガからは離れていました。
以来、一度も抱いた覚えはないのに、彼女は妊娠したというのです。

モティマー「なんだというのだ…私の何が目的だ!?」
オルガ「目的ですって?
…そうだわ、貴方の子だと認めなさい」


モティマー「なんだと…ッ!?」
オルガ「認めるのよ…そして、この子の一生を守ると誓いなさい」
モティマー「私の子かもわからないのに、そんな事できるわけが……!?」

オルガ「ふふふ…」

強い耳鳴りと共に、モティマーは悟りました…

“…この女は魔女だったのだ…”

モティマー「…いいだろう…その子供は、認知しよう。
そして、一生の養育費も私が面倒をみる。
だが、この家には今後一切、関わらないと約束してくれ。
彼女に…オデットに、黙っていると誓って欲しい。」


オルガ「それはできない約束ねぇ…」
モティマー「オルガ…!」

オルガ「…いいわ、約束しましょう。
この子が必要な時が、いずれわかるのだから…ふふふ」


そう言い残すと、オルガは去って行きました。
その瞬間、耳鳴りが消え、モティマーは深いため息を吐きました。

あくる日、オデットが優しい風と共にやって来ました。

モティマーは、彼女を包む雰囲気、微笑み、愛情に深く安らぎを覚えていたのです。

オデット「モティマー様、どうなさったの?お体の具合でも…」

モティマー「あぁオデット…しばらくこうしていてくれないか…」

143大切にしたい愛

果たして、二人を覆う陰に、光が差す日が来るのでしょうか…?

オデットの笑顔が消える日が来てはならないと、強く願うモティマーでした。


次回へつづく。
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